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2018年7月23日から26日にかけて、米国にて「ISS R&D Conference 2018」が開催されました。
ISS R&D(Research & Development)Conferenceとは、各国の宇宙機関や民間企業がISSの様々な活動を紹介するイベントで、毎年、JAXAも参加しています。
日程 | 2018年7月23日(月)~26日(木) |
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会場 | 米国サンフランシスコ |
主催 | NASA、CASIS(*1)、AAS(*2)、スポンサー民間企業は25社 |
参加者 | 全日程で約900名以上が参加しました。 |
ISS Transition and the Commercialization of LEO - A Government Perspective
傍聴者数 | 約150名 |
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登壇者 |
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概要 |
ISS民営化の取組や地球低軌道(LEO)の商業化へのアプローチについて、各機関の考えや取り組みを紹介し、LEOにおける事業、研究、開発の活動計画や課題などについて議論しました。 若田理事からは、4つの「きぼう」利用プラットフォームを中心に商業利用を発展させていき、将来的には様々な目的・用途で、民間がLEOでのビジネスを主体的に展開していくビジョンや今年度から取り組んでいるJ-SPARC(地球低軌道有人宇宙活動における事業共創)の取組みについて紹介しました。 また、ISS民営化についてNASAシミーミ部長より「NASA自身もISSプログラムを今後どうするのか、今まで築き上げた国際パートナーシップをどうするのかを決めきれていない。但し、最終的には民間投資により、LEOにおける研究開発を継続するための軌道上プラットフォームを運営する方向になるであろう」との発言がありました。 |
Updates on U.S. Civil Space Policy
傍聴者数 | 約150名 |
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登壇者 |
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概要 |
昨年12月から半年の間に、トランプ大統領が宇宙政策指令(Space Policy Directive)を立て続けに3回(12月11日、5月24日、6月18日)発出したことを受け、本セッションでは、昨年末以降の宇宙政策の動きについて議論しました。 主な意見として、「官民は競争ではなく、協調しあって宇宙開発に取り組むべき。」、「トランプ大統領の政策は、アメリカファーストだが、アメリカアローンではない。」、「LEOの商業化に向けた一番のカギは、宇宙へのアクセスを低コストに実現することであり、LEOへのアクセスおよび利用促進のために政府として何が出来るのかについて産業界と議論する用意が出来ている。」などの発言がありました。 |
テクニカルセッション
【JAXAの活動】
「きぼう」利用に関して、日本からはテクニカルセッションで6件の発表(JAXA発表5件、実験提案者発表1件)を行い、「きぼう」利用成果と共に「JP-US OP3」による日米協力の情報について発信し、利用成果や今後の展望について会場から多くの関心が寄せられました。
【展示】
【「2018 ISS Award for Compelling Results」を受賞!】
JAXAの小動物飼育装置を用いた実験と、CALETを用いた高エネルギー線観測の成果が評価され、「2018 ISS Award for Compelling Results」を受賞しました。日本の成果による受賞は3年連続となります。全受賞7件のうち2件が日本によるものです。受賞に関する詳細は以下のページをご覧ください。
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